苦手ホールドを得意にするにはどうすれば良いのか考察してみた。[クライミングブログ]

苦手ホールドができる理由を考察してみた

こんにちは、ざきをです。

今回は特定のホールドが苦手になる理由と得意にするにはどうすれば良いのか考察してみました。

目次はこちら。

苦手なホールドはずっと触っていなかったホールド

私は、苦手なホールドは大体クライミングを始めて2ヶ月くらい経つとできるものだと思います。クライマーに苦手なホールドが出来るのは大体4.5級くらいだと思いませんか?それが大体2ヶ月くらいだと思うからです。

少なくとも私は4級を登っていた時は既にカチが苦手でしたし、ポッケなんて見たくもありませんでした。笑

そうなるとやっぱり触らなくなるんですよね。もしくはその課題の設定ムーブを壊そうとする。それで登れてしまったらそもそも嫌いな課題なので触らなくなる。そうやって自然と避けていたものが苦手になるんだと思います。

一年前のYouTubeの動画を見ていても、やはり登っているのは得意系が多いことがわかります。苦手な課題ができる理由が何となく分かったので、なぜ登れなくなるのかを考察していきます。

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火の玉ウォールにて[YouTube]

初めて初段の課題を登った時の気持ちを思い出してみた。【クライミングブログ】

なぜ苦手なホールドがあると登れないのか?

そもそも苦手な課題が登れないのは大きく2つの理由があると思います。それが、

1.そもそも触る機会が少ない

2.苦手意識から身体が強張る

です。大きくこの2つが原因になると思います。「クライマーズ・コンディショニング・ブック」では課題を登るときの脳の働きについて紹介されていたので、それを基に考察してみます。

せっかくなので画像付きで解説していきます。

左手で得意なスローパーを取りに行く時の写真です。

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スローパーを取る前の姿勢[ボルダリングジムシェア]

得意なホールドを取りに行くときはある程度の姿勢が決まっています。これは登り込むことで得られるものです。次に止めた後です。

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スローパーを取った後の姿勢[ボルダリングジムシェア]

止めたあとも決まっています。僕のスローパーの止め方だと背中の左右の前鋸筋を意識して挟み込むように止める感じです。

このように、得意な動き、ホールドの時は脳はある程度決められた引き出し(今回で言えばスローパーをデッドで止める引き出し)からムーブを取り出してきます。 

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得意なホールドを取るときの脳の動き

逆に苦手なホールドを取るときは、色んな引き出しを漁って組み合わせてムーブという1つの形にしないといけません。引き出しが出来ていないからです。そうなってしまうと当然

(引き出しから情報を取り出す)+(情報を組み合わせる)

という無駄な時間が出来てその分ヨレてしまい落ちることになります。実際に自分の動画があるなら苦手な課題を登るのにかかる時間と得意な課題を登るのにかかる時間を測ってみたら面白いですよ。ほぼ確実に長くなっているので。

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苦手なホールドを取るときの脳の動き

ここまでで苦手なホールドがある時と得意なホールドがある時の違いはわかったと思うので、ここからはどうすれば得意に出来るのかを解説していきます。

社会人がクライミングで上達するためのルーティン

苦手な課題を得意にするにはどうすれば良いのか

これは2つしかありません。

・苦手なホールドをトレーニングボードで鍛える

・確実に出来るレベルの苦手課題を登り込む

だけです。ただ、トレーニングボードよりも登るほうがおすすめです。そもそも経験がなく、得意な動きや得意な持ち方で壊し続けて登ってきたことが原因なので、やれば出来るようになるというのが1つあります。なので、簡単な所から苦手なムーブで登れるようになればいいんです。ただし、1つ注意点があります。

それは、疲れていない時に登るということです。疲れた時にやっと簡単で苦手な課題を登っても意味がありません。疲れていると身体が勝手に得意な動きをしようとして苦手なムーブを脳にインプットできないからです。それに他に多くの課題を触ったあとだと脳もその動きを覚えるのに忙しくなり、その日にインプットできる容量がなくなってしまいます。

なので、苦手を克服したいなら簡単な課題を、疲れていない時にすぐ登る。これを心掛けて登ってみてください。意外とすぐに上達していくと思います。

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

私が最近とても参考にしている本を最後に紹介しておきます。成長の根本的な考え方、ムーブやホールディングの仕方について詳しく考察しているおすすめの本です。数十年前から販売されている本です。

社会人クライマー必見!疲労を回復するための5分間のストレッチ

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